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大型冷蔵・冷凍庫の壁面ウレタン施工状況を紹介します

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今回はタイトルにある通り、大型冷蔵・冷凍庫での壁面のウレタン施工をご紹介します。

ここ数年で施工のスタイルが変わってきたこともあり、中々ウレタンで大型冷蔵・冷凍庫の防熱工事を施工させていただける現場が少なくなってきているのがホンネでございます…

ですが!断熱・防熱工事のすべてがこの冷蔵・冷凍庫工事には詰まっております。

ですので、「大型冷蔵・冷凍庫の防熱施工に携わったことがあるか否か」。というは我々の断熱業界、その業務においてかなり経験値に差が付くと(個人的には)思っております。

そして中途半端な腕前では冷蔵・冷凍庫などのウレタン施工は出来ないものと(個人的には!)思っております。厚みが厚いほどウレタンの施工は職人の腕前で性能に大きく差が出るものですので…

…はい。写真の吹付施工者は我らが社長でございます。私ではないです(;´・ω・)

最近では社長の吹付姿は貴重になってきましたので、この機会に是非ご覧いただきたいですね(笑)(動画も社長ですのでそちらも是非!)

さて、まずは写真を。

今回お邪魔した工事は壁面ウレタンの厚み300ミリの施工です。倉庫用の原料を使用しています。

上の写真は施工途中経過となり、厚さ150ミリくらいでしょうか。

 

次に。

150ミリ程度ウレタンを吹付けた後は、ワイヤーメッシュを敷き込みます。

これは強度の対応と、ウレタン自身がもつ伸縮する力によってウレタンが割れてしまうのを防ぐために敷き込みます。

手が痛くなって中々大変な作業なんです。ええ。私も経験しました。

 

ワイヤーメッシュの敷き込みが終わったら、仕上げのウレタン吹付に入ります。

ちょうど動画にしてあるのが仕上げの段階となっています。そちらも見ていただければと思います。

下地の裏に隙間が無いように施工する必要があります。厚みチェックは300ミリ以上の針の様な治具を使って厚みをチェックします。

ただし、チェックした後は施工面に穴が開いているので必ずウレタンをかぶせて断熱欠損が無いように施工する必要があります。

一部の倉庫、冷蔵・冷凍庫ではこの「針検」を禁止している場合もありますので、よく確認して作業する必要があります。

最後に養生を解体して清掃・片付けとなり、今回の壁面のウレタン施工は終わりとなります。

 

冷蔵・冷凍庫の場合はウレタン施工の前後に防湿工事なども行う必要がありますが、全工程を紹介すると膨大になってしまうので、今回は壁面のウレタン施工のみの紹介とさせていただきます。

 

このブログを読んで頂いた方に少しでもウレタン施工の情報を得るのに役に立ったなぁ。と感じていただければ幸いです。

長々と書いてしまいましたが、今回はこの辺で失礼します!

当社があります庄内地方では、なかなか大型冷蔵・冷凍庫には縁が少ないのですが、このページを見ていただいて「え、この会社、冷蔵庫の施工実績あるんだ?」など何かのきっかけになればとっても嬉しく思います。是非お気軽にお問合せいただきたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

本記事担当:取締役 今井 和樹

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